自分の生活を明かしたくないから、ブログには具体的な生活のエピソードをほとんど書けないんだけど、そうすると抽象的な内面の暴露に終始してしまって、書きながら「こんなもの他人様にお見せする必要ないじゃん」と思って、下書きの段階で書くのをやめてしまう。タイトルにナンバリングをし始めてこれが20回目だけど、そういうことを気にせず書いたものをどんどん公開していたら、今頃#50くらいにはなっていたと思う。こんなもの他人様にお見せする必要が…なんて考えたら、必要のあるブログなど一つもないから、本当はそんなこと考えないほうがいいんだけどな。
他人のブログを見てみると、日記タイプのブログには、やっぱり日常生活のエピソードが具体的に書かれている。実話なのかフィクションなのかはわからないけど、実話なのだとしたらすごいなと思う。毎日なにかしていてすごい。毎日誰かと会話していてすごい。ブログに書けないような後ろめたい生活をしていなくてすごい。いや。僕もべつに本当に後ろめたい生活を送っているわけではないんだけど。ただただ自分で自分の生活を後ろめたいと思っている。ある種の未成熟さ。現実を受け入れられない。もう28なのにな。